ベルモットとバーボン

禁煙バーなのがまだ浸透してなくて喫煙者だけには逆に煙たがられる今日この頃、
クリーンなバーに行きたい方たち、ぜひきてください!(泣)

それとは逆に広島で一番のバーボンバーとしては認知されだしているみたいですが、そうなるとみなさん珍しいボトルを求めて物色、ロックかストレートで。
とてもうれしいことですね!せっせと丸氷作ってるかいがあるってもんです。

女性がくるとフレッシュフルーツカクテル。とおもいきや女性もバーボンをご所望のかたが最近ちらほら。
ツウなお客さんに好きになってもらうのはうれしいことです。話もたくさんできるし。
とはいえ、いちおううちもバーなのでみなさんカクテルの注文は受け付けてますよ?(笑)

最近スタンダード系のカクテルを見直しているマスター小田です。

ベルモットとバーボンの組み合わせ

以前紹介したボルヴァンディアもそうですが、バーボンとベルモットやビターズはすこぶる相性がいい!
ロックよし、ステアでショートにしてもよしです。

代表的なのでいうとマンハッタンです。

ライ、またはバーボンウイスキー 3
スイート・ベルモット      1
アンゴスチュラビターズ     1dash

ステアしてカクテルグラスに注ぎ、チェリーを入れてレモンピール

甘く、ほろ苦く、上手に作るとしつこくなくてなんだかほっとする味です。
カクテルの女王としても有名です。

僕はマティーニはまだ下手ですが、好きだからかマンハッタンは得意です。
バーボンウイスキーを使うカクテルの真骨頂であり基本ですからね。
それくらいバーボンとベルモットの相性はいいです。特にスイートベルモットですね。

スイートベルモットはイタリアンベルモットとも言われ、ワインをベースに香草などを漬けたハーブリキュールの一種。
甘みもあり赤い色をしているのが特徴です。チンザノなんかが有名ですね。

スイートベルモットとバーボンないしアメリカンウイスキーだけでもいろいろな味が楽しめますが、そこにドライベルモットを入れるレシピの「パーフェクトマンハッタン」がカクテル本には載っています。

バーボンウイスキー   2
スイートベルモット   1
ドライベルモット    1
アンゴスチュラビターズ 1dash

ステアしてカクテルグラスに注ぎ、チェリーを入れレモンピール

たしかこうだったと思います。
ほかにも辛さを重視したドライマンハッタンや、甘さを強めたスイートマンハッタンなんてよく書いてありますが、そこは人それぞれ好みでバーテンダーにオーダーすれば味の調整はしてくれるのでご心配なく。
ベルモットの種類を変えたり、味を締めるために入れるビターズの種類を考えるととりあえず行きつけのバーでも配合や分量をを変えるだけで数十種類のバーボンとベルモットのカクテルをつくることができますね。どのウイスキーをどんな割合で使うかなどバーマンのセンスが問われますが、そんなにハズレはないように思いますし、なんだか楽しく飲めそうですよね。オンザロックもいいですね。

ビターズをカンパリにする

カンパリもハーブを使ったビターズの一種なんですが、それを使用してネグローニみたいに作ったのがボルヴァンディア―。
ドライベルモットを使ったのがオールド・パルです。こっちはそこそこ有名ですかね。

Bourlvandier

バーボン      1
スイートベルモット 1
カンパリ      1

オレンジピール

ビルドでオンザロック(氷を入れたオールドファッションドグラスに注ぎ軽くステア)

Old Pal

バーボン     1
ドライベルモット 1
カンパリ     1

ステアしてショートカクテルグラスに注ぐ

オールドパルはロックのほうが好きですね。

 

今日作った組み合わせ

ノイリープラット(ドライベルモット)
デュボネ(スイートベルモットのアレンジ)
ケスラー(甘めのアメリカンウイスキー)

ウイスキー・ロックに飲み疲れたけど薄いのは飲みたくないってときにいいですよ。
オーダーしてみてくださいね。

 

バーボンスクエアでおまちしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。