珈琲マニアの浅煎り豆

昨晩のラストは4人組グループで東京へ引っ越しする娘のお別れ会
その中の一人に趣向品大好きな若者がいて
主役そっちのけでウイスキー話でもりあがっていると珈琲の話題に。

バーボンスクエアでも珈琲やコーヒーカクテルを出しているというと
彼がおもむろに自分で焙煎した珈琲豆のパケを取り出したのは笑った。

煎っていない豆を買ってきて自分で焙煎方法を色々試しているんだとか。

へー、と聞いているとこれがかなりのマニアっぷりだったので
今ここでみんなで飲んでみようという展開に。

 

これがその珈琲マニアの若者からもらった豆

かなり小粒。

コロンピア産だそうだが、
うちで使っているドミニカ豆と比べると二分の一ほどの大きさ。

焙煎前の珈琲豆を買ってきて自宅のコンロで焙煎しているそう。
自宅焙煎キットがアマゾンで売っているんだとか。

 

珈琲豆は煎ったものはよくそのまま味見するが、だいたい
カリッ、ポリポリ

といった食感

この豆を味見すると、、か、硬い!!

かなり浅煎りにしているそうで、元の豆の状態に近いので
いつもの豆とは全く別物。
魚の骨煎餅より硬いです。

味は酸味があって噛めば噛むほど味が出るというか
舌にほどよく刺激され唾液が染み出してくる感じ。

うん、嫌いじゃない。

 

浅煎り豆は細かく挽いたほうがいいとのこと
うちは手動のミルなのですがこれがまた硬い!!

毎日する作業なので普段ならサクサク回せるはずが
全然ハンドルが回りません
それでも頑張ってまわしていると、、

ゴリゴリ、こりっつ。

・・かすっ、かすっ

ん? あれ、詰まったかな、と思ったら豆が固すぎてミルが壊れました

歯はセラミックで手入れもしやすいし壊れにくいから
ということで買ったものだったんですが

軸の六画クランクのほうがダメになってしまいました。
ネジでいうネジ山をなめて馬鹿になった状態です。

恐るべき極浅煎り豆

彼は「なんかすいませ~ん」と笑顔

結構使ってきたものだったからまぁいいけどさ。

 

それまででなんとか2人分くらい挽いていたので
それで珈琲を淹れてみた。

 

挽いた後の粉や珈琲自体の色はいつもの豆とさほど変わらない色になりました。

お味のほどは

うん、確かに爽やか。

そして舌に残る酸味とほのかな甘み?の余韻も長い印象。

いつも飲むのは深い香りとさらっとした口当たり、余韻は苦みがかすかに残る
というようなのが好みなんですが、これはこれでいい!

淹れているまでの間に
彼の珈琲愛をたっぷり聞いていたのもあって余計美味しく感じました。

いつも同じものばかりじゃなく、未体験のものは率先して体験しないと損ですね!!
飲んでよかったです。

いつもの老舗珈琲豆店で話し合って納得の上仕入れているものですが、
彼にオーダーして好きな味を探すのも面白いなと思いました。

 

主役の彼女は盛盛りの生フルーツカクテルを飲んで快眠。
心地よい眠りの後にコーヒーを飲んでスッキリと帰っていきましたとさ。

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