Pisco Sour ありますか?
ここ最近立て続けに 3組もの旅行客から
「メニューにないか?」とか
「つくれるか?」と聞かれたので
ピスコ なるものを買ってきて作ってみることにしました。
ピスコとは?
ピスコ とは南米ペルーのお酒で、ぶどうから作られるホワイトスピリッツです。
ぶどうから作られるのはブランデーも同じですが、樽熟成していないぶんピスコのほうがアルコール感は強いかな。今回はデモニオ・デ・ロス・アンデスという銘柄で作ってみました。
ペルーはスペイン領だったところで スペインの命によりぶどう作りを始め ワインの生産をするようになったものの、本国のワインより質が高くなってしまったため 生産中止にさせられてしまったそう。
これは当時のお話で、もちろん今は生産されています。ボデガと呼ばれる醸造所はワインと合わせて450箇所以上もあるそうで、海外需要が増え 年々増加傾向にあるそうです。
ピスコの生産は1615年にはもうすでに作られていたそうで、その歴史はかなり古いです。
それまでうちには置いておらず、南米のホワイトリカーということは、テキーラ → ラム → カシャーサ → その延長で なんとなくで勝手な味の想像をしていましたが、そんな世界的に有名な蒸留酒だからこそ うちのような小さな店でもオーダーされるほどの人気カクテルがあるんでしょうね。
ピスコサワーのつくりかた
〇〇サワーというのは 酸味の効いたシンプルなショートカクテルにつけられる名前で、ベースのお酒に レモンやライムなどの酸味の効いた柑橘と シロップや砂糖などの甘味を バランスよく加えて 氷と一緒にシェイクして作るもので、炭酸は入っていません。
Pisco Sour
ピスコ 2
ライム 1
シロップ 1
卵白 1/2
以上を氷と一緒にシェイカーでシェイクして グラスに注ぎ、
アンゴスチュラ・ビターズ や シナモン・パウダー などを 後から泡の上に落とす(これはお好みで)。
これが一般的にバーで作れそうな基本レシピでしょうか。
海外では泡の層が厚いのがピスコサワーの決め手なんだとか。
これでも少ないって言われたな~。
色味は白に近い淡い黄色なので ガーニッシュなどのデコレーションが映えそうですし、スパイスがいいアクセントになるなど、細かいアレンジはいろいろとできそうですね。
本場ペルーではミキサーで作られることが多いようなので、シェイカーがないときや 手軽につくりたいときはミキサー(ブレンダー)でつくっても面白いとおもいます。
きのう早速飲んでみたいというお客さんがいたのでみんなで試飲。
Saludos !
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