アイルランドのウイスキー/パワーズ 12年

アイリッシュウイスキーを数本入れ足しています。

アイルランド人もちょくちょく来るし、
アイリッシュウイスキーはバーボンのルーツでもあるので 味や飲み方にも通じるものがあります。

そのなかで今回はパワーズを紹介。

名前は聞いたことがある 、個人的にはそんな程度でしたが

パワーズはリーズナブルで力強い味のブレンデッドウイスキーで有名です。

Power’s 
John’s Lane Release
Aged 12 Years

今回のものは同じポットスチル原酒のみを使用した、12年物のジョンズレーン・リリースをチョイス。

香りはそれほどきつくなく、
甘くフローラルな花・花蜜のさわやかな香り、と
木の実やオイルのような香りも。

味は、軽やかな甘味の後に木の蜜の甘味とトースト樽香が一気に広がる。

その後スパイシーな刺激が舌の上に残り、
鼻に抜ける香りは最後までしっかりとこのウイスキーの個性を主張している。

 

度数は46度とこれまたしっかりしているので、飲んだ満足感も充分。

苦み というかアイリッシュ独特の後味の土っぽさがあるので
シメというよりは ウイスキーの一杯目とかでしょうか。

今時点でアイリッシュの良いところは、
バーボンほど甘くなく、
ライほど単純でない、
スコッチにはない骨太さ
(ロックでも楽しめる)
だと思っている。

初めての味見はストレートでぜひどうぞ。

 

そうそう、

この パワーズ12年の箱の中にもうひとつ 入っていたものが
ジョンズレーン蒸留所についての説明書き。

大切な歴史の書物のように 封印がしてありました。

広げるとびっしり!
どういう蒸留所だったか 説明が書いてあります。

裏には蒸留所の絵が。

じつはこのパワーズを造った ジョンズレーン蒸留所など
ほとんどのアイルランドの蒸留所は閉鎖されてしまっていて
現存している蒸留所にレシピが引き継がれ作り続けられています。

なくなっていった蒸留所の 声がきこえてきそうで
なんともノスタルジックですね。

 

最近 アイルランドは蒸留所が再稼働したり新しく蒸留所ができたりして
今後が楽しみです。

他にもアイリッシュ・ウイスキーを入れているので
レビューをお楽しみに。

Shot Bar Bourbon Square

Mikawa chou 1-2
Nakaku Hiroshima city

Tel : 082 242 3668
[ 17:00 – 2:00 ]

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