広島のウイスキー愛好家の皆さん、このボトルはしっていますか。
Woodford Reseve
Double Oaked
43.2% Vol.
スコットランド産の単式蒸留器を使っていることで知られるバーボン、ウッドフォードリザーブから、
二種類の樽を使った”追熟”方法をとっている「ダブルオークド」が出ています。
これはいわゆるフィニッシュドウイスキーで、熟成が済んだウッドフォードリザーブをさらに2つ目の樽で寝かせたもの。世界一トーストが深いウイスキー樽として知られるウッドフォードリザーブバレルより4倍も長い時間トーストし、燃焼しないぎりぎりの5秒間だけチャー(焦がし)を加えます。この2つ目の樽でさらに約1年間熟成すると、特別にダークなウッドフォードリザーブができるのです。メープルシロップのように甘いアロマが前面に押し出され、同じアルコール度数なのに舌触りがしっかりとしたヘビーボディ。加わったのは自然の木の成分だけであり、人工着色料や香料は一切使用していません (woodfordreserve.com)
バーボンは内側を焦がした新樽(アメリカンホワイトオーク)のみ使用されていますが、たまにこういった”追熟もの”がリリースされます。
個人的に印象強いのはジムビーム・シグネチャークラフトのスパニッシュブランデーフィニッシュ。
長期熟成された高品質バーボンはブランデーのような上品さを纏います。
とはいえ穀物の蒸留酒ですからはっきりとした輪郭が個性でもありますが、そこをブランデー樽で上手に仕上げられたバーボンは好きですね。
同じくウッドフォードのホームページに掲載されている、フレーバーホイール。香りのアロマの成分表です。
チョコレート、ハニー、マジパン、ブラウンシュガー、バタースコッチ、メープルシロップ、バニラ、のスイーツ様、
シナモン、ナツメグ、のスパイス様、
アップル、梨、オレンジ、チェリー、コニャック、のフルーツ様、
オーク、ヘーゼルナッツ、アーモンド、ピーカン、ウッド様、
モルト、ライの穀物様
こういったアロマをこのウイスキーから感じられるということ。
とってもわかりやすいですね!
このほとんどのアロマはバーボンに共通するものが多いですが、バーボンなのにトウモロコシ由来の項目がないのが興味深いですね。
通常のバーボンでは物足りない人や、ウッドフォードリザーブが好きで違う味のバリエーションも試したい方はぜひ飲んでみてください。
バーボンスクエアのストックにもあるので、試してみたい方はお店まで。