ヴュー・カレ
最近改めて飲んで印象的だったカクテルで、ヴュー・カレというのがあります。
知り合いのバーで「自分好みの味で、いつも飲まないようなカクテルが飲みたい」と、多少わがままを言って提案してもらいました。
レシピは、
- ライウイスキー :3
- コニャック :3
- スイートベルモット :3
- ベネディクティンDOM :1
- ペイショーズビターズ :2 dashes
- アンゴスチュラビターズ :2 dashes
- マラスキーノチェリー:garnish
製法:Stairでビターズまでを冷やしながら混ぜ、マティーニグラスに注ぎ、ガーニッシュを飾る。好みでレモンピールをツイストする。
完成の見た目は、
三角▽グラスに入った、赤いチェリーが入っている、マンハッタンより赤色は薄い、一見かわいらしいカクテル。
しかし、樽熟成のスピリッツが惜しげもなく入っているので、度数はきつい。 使う組み合わせによっては、どす黒くなってしまうかもしれない。 味のバランスも、うまく取れるまでに慣れが必要でしょう。
今回いただいたのは、ペイジョーズビターズちょい多め。大人の苦みがカクテル全体を渋く引き締めています。
レシピの成り立ち
このレシピのライウィスキーは、ベースを支えるとともに、甘いベネディクティンや芳醇なコニャックの邪魔をしないように、バランスを取る意味で使われていると思われます。
ということは、カクテル・マンハッタンよりサゼラックを基にしたカクテルと言えそうです。
サゼラックは、最古のカクテルのひとつ と言われるほど歴史のあるカクテルレシピ。やはりライウィスキーをベースに、甘い味付けとビターズで締める、という作り方です。
近代、様々な解釈やアレンジがされてカクテル・サゼラックも、シンプルでありながらも飲みごたえと奥行きのあるメニューが多くあります。
過去投稿/サゼラック「サゼラック、カクテル」
商品参考/サゼラック・ライ from amazon
ビュー・カレを頼む
ヴュー・カレを、なかなかメニューオンしているお店は少ないでしょう。 バーボンスクエアでも、旅行者からのリクエストに応えたり、常連のお客さんとの実験ごとはよくあったけど、オン・メニューには至らなかった。
初見のバーでいきなり頼むと ギョっとされるかもしれません。それも一興ですが、
読者さんも、行きつけのお店を見つけて そのバーテンダーに頼んでみてください。
これまで 自分の”プライベート・リスト”にはすっかり入りそびれていたヴュー・カレ、ですが また頼みたいと思える一杯でした。
それにしても、人(熟練したマスター)に淹れてもらう一杯は本当に美味しいです。

