Angel’s Envy
Finished in
Port Wine Barrels
バーボンスクエアのボトル棚に並ぶウイスキーたちは 広島の他のバーではあまり見かけないものがほとんど。
なので、たまに「それ知ってる!」とか、「いいの置いてますね!」とか言われるとうれしい。
そんな中でも最近指名?が増えてきてきたのは ボトルデザインもおしゃれなエンジェルズ・エンヴィです。
ということで今回の題材に取り上げてみました。
天使も羨む光の滴
エンジェルズエンヴィは新設ラッシュのアメリカン・ウイスキー蒸留所の中でも、伝統的なケンタッキー州での蒸留で、Kentucky Straight Bourbon Whiskey の表記がそれを誇っています。
この一文は、 ”ケンタッキー州で2年以上ウイスキーを熟成させた” というバーボンの最低基準(のひとつ)をクリアした銘柄だけに表記が許されているものです。
ウイスキー評論家の味の評価も高い
新世代のバーボンらしく、しつこくない甘さでスコッチ好きにも受け入れやすい味です。
作り手もしっかりしていて、
老舗のブラウンフォーマン蒸留所でマスターディスティラーだったリンカーン・ヘンダーソン氏が創った蒸留所だそうで、
あのウッドフォード・リザーブやジェントルマン・ジャックなど、
日本でもなじみのあるバーボン・ウイスキーを手掛けてきた人物です。
エンジェルズ・エンヴィは基本的に6年熟成の原酒で構成されていて、
仕上げの半年はポートワイン樽で追熟させているのが特徴です。
同じシリーズでライがあるようですが、そちらはラム樽で追熟。
これも気になりますね。
あとはツウ向けにバレルストレングスもあるようです。
こちらは日本ではなかなか手に入らないでしょうね。
こだわりのデザイン同様、エンジェルズエンヴィのスモールバッチは8~10樽で構成されているということで、
本当にごく少量を厳選したもの。
同じスモールバッヂといっても100樽を掛け合わせたものもあり、蒸溜所の規模によって様々です。
これは天使の羨望という名前に相応しいブランドです。
個人的には昔ながらのフルボディで甘味もあるバーボンが好みですが、
いつものバーボンより 甘さ控えめで飲みたい日や、重いのはちょっと‥
という方には持ってこいのウイスキーではないでしょうか。
バーボン(ウイスキー)は詳しくないから
何を買ったらいいのか分からない
という方へ
一括りにバーボンといっても、そのレーベル数は多く、様々なデザインがありますが、
何を買っていいのかわからないという人は、
ボトルのデザインで決めて「ジャケ買い」するのはどうでしょうか。
お店の外観なんかと同じく、造り手のイメージやセンスがボトルデザインにも表れているハズなので、
気に入った外観のその中身も 選んだ人のイメージに沿ったものが期待できる可能性は高いとおもいます。
また、期待と外れても それはそれで楽しいですし。
音楽でいうと CDのころまでは、そういう見つける楽しみがありましたよ。
ウイスキーには その楽しみがまだ残されています。
Shot bar Bourbon Square
Mikawa chou 1-2 , 2F
Nakaku Hiroshima city
TEL : 082 242 3668
Mail : fabbyprin@gmail.com