以前紹介したコーヴァル蒸留所のウイスキーKoval Single Barrel Bourbon Whiskeyが開いたのでお知らせします。
どういうウイスキーなのかは以前の記事を参照してください
記事:コーヴァル蒸留所
この記事9月のアタマに書いたものだったのにバーボンの記事をあんまりこうしんしてなかったんだなぁと反省。
しかもその時のバーボン試飲会でだしますとか予告してるのに出してないっていう。あの時は結局オールドボトルをたくさん放出して飲み比べになってたから新しい蒸留所のはラインナップからはずれてそのままになってました。
Koval Single Barrel Bourbon Whiskey 47%vol
この蒸留所は4種の穀物を主体にマッシュビルをつくった「シングルバレル・フォーグレーン(Single Barrel Whiskey Four Grain)」が一押し商品みたいですが、今回手にしたのは王道な「シングルバレル・バーボン」。その他にも「シングルバレル・ライ」と、「シングルバレル・オート(Oat)」が出ています。からす麦ともいいますが、なんとオーツ麦主体のウイスキーです!これは事件です。いつか手に入れてぜひ飲んでみたいボトルですね。
満を持して開栓!
今回お客さんのリクエストがあったので、満を持して開栓!
一言でいうと「今までに飲んだことのないバーボン」です。
チューリップ型テイスティンググラスで試しましたが、バーボンにしては珍しく?このグラスで飲んだほうがいいウイスキーだと思いました。というのは香りが特徴的で、また飲み口とのギャップが楽しいウイスキーだからです。
テイスティングノート
香りはややオイリーで甘い。バナナやチョコを連想させる香りでどこか重みがある感じ。
口に入れるとビリっと刺激ある飲み口に爽快でドライなのど越し、余韻も短い。
後から鼻に抜ける香りが印象的で独特。短い味の余韻とは対照的。
次に二口目を口に含んでから噛むように長く楽しむと、甘味が一気に広がって全く違った印象!
お客さんいわく「Tast Bots is dancing!」だそうです。(英語違うかもしれません)確かに、舌の上でジワジワと甘みが湧き上がってくるような楽しい感覚はそういうことかもしれません。熟成から来るバーボンの特徴ですね。今回のコーヴァル・シングルバレルはその中でも甘味が感じられました。
ボトルに入っているウイスキーは赤みがかった琥珀色で、味の印象も「赤い甘さ」という言葉が思い浮かびました。
ジンジャーのような甘さがあると言っていた人もいました。そのイメージにも納得。あくまでもイメージですが。
これから飲む人にはぜひこの楽しさを体験してもらいたいですね。
しかしいきなり結構減ったなぁ
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