4月から税込み表示義務化へ/飲食店以外にも関わる消費税のこと

もうすぐ4月になりますね

居ぬ、逃げる、去る、と語呂で言われるように1月2月3月はあっという間に過ぎていきますね。

2021年の3月もあと一週間です。4月になるといろいろと新しい生活がまっています。

 

税込み表示に切り替わります

今朝のネットニュースで気づいたのですが、来月4月1日から商品価格の総額表示義務が発生します。

これは平成25年から施行されていましたが、消費税が2度も増税された特例として、今年の3月31日まで、消費税抜きの価格(と税込み表示)で表記してもいいことになっていました。

が、その期限がついにやってきて、これからは税込み表示の総額で商品の値段を表示しないといけないようになります。

詳しくは国税庁のHPにでていますので、こちらを紹介しておきます。

4月1日からの総額表示義務について/国税庁

 

税込みになるといいことがたくさん

これはとっても当たり前、買い物をする側にとってはいいことでしかありません。

物を売る側も正しくわかりやすい値段で表示すべきです。今までも税込み表示をされているお店でお会計を済ませると、なんだかラッキー!意外と安く済んで得した気分になりませんでしたか。

こういうことが当たり前になってくるということですね。

消費税3%だったころが懐かしいですね。もっと言えば消費税がなかったころに戻りたい。。

消費税がなかったころのように、表示してある通りのお金を払えばいい。うん、本当に当たり前のことですね。

税抜き価格は損が多い

現在は10%もの商品以外の料金を払っているのですから、
「3980円+税」と書かれていたら実際に払う額は「4378円」です。

感覚的には大分違ってきます、よね。
10万円のものを購入したら1万円も払うわけで、エージェントに払う手数料くらいかかるわけです。

 

お店側としては、また大きなお店ほど大変ですね。いや、売上戦略を立てることが大変であって、店頭で作業する方にとっては簡略化できていいかもしれません。

うちのお店でもバイト君に勝手に税抜き価格で販売されたことが、何度あったことでしょう(泣)。

 

グレーなお店が減る?!

繁華街のお店や、ホテルなどはどうでしょうか。

”タックス” とか”サービス料”としてプラス10%20%とっている場合は、表示義務はどうなるんでしょうね。
そういうところは商品の料金に全て入れ込んで、価格を作ってほしいものです。

居酒屋さんの ”突き出し” や ”お通し” も、値段や仕組みをきちんと書いてないといけないと思うんですよね。

そういったお店はグレーなまま突き進むのも手段のひとつですが、周りのお店が変わるとお客さんは流れて行ってしまいます。

 

各店は対策をお早めに

ちなみにバーボンスクエアは対策済みです。

もともと一杯ごとの料金にすべて組み込んで値段設定しているので、チャージもサービス料も取っていません。

そのためメニュー表をみると1000円以上のメニューがざらにあって高そうだな、とおもわれるかもしれませんが、実際払うと「安くないですか?」といわれることがほとんどです。

良いサービス、正しい価値があれば、高いか安いかは全く変わってきます。

 

4月からの価格表示に注目

適正な価格とサービスがきちんと理解され、広まるように、来月からの総額表示はいい傾向だと思います。

来月からのお買い物がたのしみですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。