ポットスティル Potstill ポットスティルともいいます。
ポット型の蒸留器、、蒸留機かな? ウイスキーを作る上で欠かせないもので
下のウィレットのボトルの写真みたいなやつで、擦ったら魔人が出てきそうですね。
蒸留とは、液体を 沸かして 蒸気にして 別の入れ物で冷まして液体にもどすことをいいます。沸騰した湯気を集めて冷やすと液体になりますね。そうすると沸騰温度の違いから、中に混ざってる性質ごとに違う液体として分けられたり、沸かし続けると蒸発しきって個体が取り出せたりします。より純度の高い状態にしたいときに使われる手法です。
なんだか理科の実験みたいですが
料理のときに調味料としてお酒を入れるとアルコールだけ飛ばしたりできますよね?
家だと換気扇の中に吸い込まれていきますが、その蒸気を集めて冷やせばアルコール濃度の高い液体が作れるというわけですす。これが蒸留です。
これを何回か繰り返したり、効率のいい装置でやったりすると度数の高いアルコールができていきます。
皆さんがよく知っているスピリタスはアルコール度数97度以上ですが、これが蒸留器でできる限界らしいですね。
お酒でゆうと度数だけを求めているわけではないので、原料の香味など良いところだけを一緒に蒸留できるように昔から様々な工夫が研究されているそうで
蒸留器の素材・形状・大きさ
燃料選びや、炊き方
効率のよい精製方歩など
ウイスキー蒸留所だと蒸留器は一番の”顔”でもあるだけに各社こだわりは半端ないですよ^^
いつも飲んでいるその一本、どうやって自分の手もとまでやって来たのか 知れば知るほど長い行程を経ていておもしろいです。
とはいえぼくもまだ一度も現場を見たことがないので今年中にはどこか蒸留所の見学をしたいですね。