古本の ひどい中身に どん引いた

本棚を整理していると、古いウイスキー本が。

「知識ゼロからの シングルモルト&ウイスキー入門」(カバーなし)

ウイスキーのハウ・トゥー本で、作り方から各国銘柄、バーでの振る舞いなど、広く情報を網羅していて読みやすい。
たぶん一番最初に買ったウイスキー本。
ドラマにもなった漫画「Bar Lemon Heart」の登場人物が教えてくれる内容ます。

ですが!

いまみるとアメリカンウイスキーの扱いがひどいなとw

 

日本では当然のように
「ウイスキーといえばスコッチウイスキー」(個人の意見ですよね)
「バーボンは西部開拓の酒」(何時代の話?)
といったイメージが未だにあるので 前々からおかしいなと

なんでこんな偏ったイメージが付いてしまってるのかな と思ってましたが、
こういう”ハウツー”本やウイスキーとはなんぞや といった、本や業界人が
そもそも偏ったイメージを発信していたということです。

西部劇やマッサンだけじゃないよなと思ってたんですよね。

 

この本でいえば 初っ端からこれ、

なんか、すでに決めつけられてるような…

挿絵が漫画風ですごくわかりやすいので、その分イメージの影響受けやすいんですよね。
かたやバーでマスターとのやり取りと、かたや裏路地?で怪しげな男たちの絵。対照的です。

 

こちらはシングルモルトのとある1ページ

キラキラした女性が美味しそうに飲んでいます。

 

で、アメリカンはというと

ボロボロの路地裏なんかで、野暮ったい人が飲んでるんですよね。

 

これ、15年くらい前に買いましたが、当時は今以上にウイスキーの人気は低く、外国のウイスキーの違いを区別するためにはこのくらいしないとわかりにくかった、とかいう理由もありそうですが、始めは皆こういうのを読んで知識を得ようとするので、刷り込まれちゃうよなぁ。

 

最後にアメリカンウイスキーの中表紙をどうぞ

いや、もうなんか、ひどすぎるw

 

いまは なるべく公平な目で物事をみるようにしたいものです。

 

 

ショットバー バーボンスクエア

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