始まりは旅行者との会話
昨日来てくれたカナダの男性がカクテル好きで、
この店のお勧めは?とか君の好きな一杯は?
という話になり、
その時に彼が好きでよく飲むというバーボンカクテルを教えてもらった。
うちに来るお客さんで海外旅行者の方とはよくこういう話になるが
こういうやり取りはバーテンダーとして、またお酒好きカクテル好きとして話してて楽しい
地域を超えて、海を越えてトレンドのすり合わせというのも楽しいし
カクテルを作ってて楽しいのはやはりショートカクテルだと感じる。
boulevandier
その話の中でバーボンバーということでバーボンカクテルの話になり
Boulevandier
というカクテルを教えてもらった。
実際の発音はよくわかりませんでしたがボウレヴァンディアというのが一番近いのかな
ボルバンディアとでもいうほうがみやすいかも?
バーボン好きと言っときながら僕はこのカクテルの名前は知りませんでした
が同じような組み合わせでカクテルは作ったことはありました。
というのもすごく簡単で納得のいく組み合わせですもん
燃えるような赤が印象的な色のカクテル
今回はシトラスピールもチェリーも加えず
シンプルに作りましたが
色だけでおいしそう
オンザロック好きにはたまりませんね。
写真撮った時に
少し量が減ってるのはご愛敬。
レシピは
- バーボン(又はライウイスキー)
- スイートベルモット
- カンパリ
を等分づつ、オンザロックで
オレンジピールやお好みでスイートチェリーを飾るもの
ベースのウイスキーを1.5倍にしても美味しいみたいですよ。
スイートベルモットって?
カクテル・マンハッタンに代表されるようにバーボンやアメリカン・ウイスキー、カナディアン・ウイスキーはスイートベルモットとは完璧な相性ですよね
ベルモットというのはワインをベースにハーブなどを漬け込んだ生薬酒のようなもので、スイートベルモットはイタリアで作られる赤ワインベースのもので
日本の養命酒をもっと飲みやすく美味しくした味です、
町場のバーではオンザロックで飲むのが手軽で人気ですね。
バーボン自体がウイスキーのなかでも甘く焦がしたような香りと味が特徴なので
似たような特徴を持つリキュールやフルーツなどとは相性がいいです。
その最たるものがこのスイートベルモットです。
今回のBoulevandierもバーボンとスイートベルモットというゴールデンコンピに
こちらも甘さと酸味のある苦みを兼ね備えたカンパリを足すことで
より爽やかな大人の味を実現している
とても完成された、
しかも手軽な
カクテルですね!!
あまり聞きなれないカクテルだけど
どこでも作れる素材で味、色、見た目申し分ないカクテルですが、
あまり日本ではこの名前は普及していませんよね。
やっぱり発音が言いにくいからかな?
僕もとっても気に入ったのでどんどん紹介していこうと思います。
バーボンスクエアのカクテルメニュー
最近うちのバーで紙のメニューを作るのをやめて(怠って)いるのでこのホームページのカクテルメニューカクテルメニューを見てもらっているんですが、
見てもわからんということでカクテルレシピの内容を添えたもう少しわかりやすいメニューを作るように改善していくんでもうしばしお待ちください。
8月もあと1週間ですね
暑い日が続いていますが、イチジクが出だしたしかすかに夏の終わりが近づいているのもかんじる今日この頃です。
皆さんエアコンの利かせすぎで逆に体調崩すなんてことがないように
気をつけてお過ごしください。
それではまた。