桜尾蒸留所でテイスティング
中国醸造訪問で桜尾ジンとその他リキュールなどのテイスティングをしました。
場所は宮島街道沿いの敷地に入ってすぐの所にビジターセンターがあり、その奥のカウンターで試飲をさせてもらえます。
赤と黒(深緑)を試飲
桜尾ジンには黒いボトルの「オリジナル」と、桜色のクリアボトルの「リミテッド」のふたつの商品があります。(現在は青いボトルのハマゴウがあります)
オリジナルはジンらしい松の実の強い香りが楽しめますし、リミテッドはレモンやミカンやなどの柑橘と、ウッドチップや貝類までもボタニカル素材に組み込んだ 広島産の原料のみをふんだんに使った香りの複雑さが楽しめます。
どちらもアルコール度数47度と希釈されすぎていないので ストレートやロックで楽しめます。
ふたつとも味・香りとも他のジンとの違いを楽しめるものに仕上がっていて、バーでいろんな方法で飲み比べてみるのにうってつけです。
その他リキュール類も試せます
他には日本酒のスパークリングや柑橘のリキュールを試飲しました。
八朔のリキュールというのはありそうであまりなく、私も広島の紅八朔が大好きで毎年オリジナルカクテルを作ります。
こういって商品化されるのは家庭で飲むのには手軽でありがたいですよね。
バーカウンターの後ろの棚には古い自社製のウイスキーボトルなどもあり、気になりましたがこちらは試飲できず、心残り。
酒のアテもアリ
他にも売り場にはおつまみ系の商品もあり、中でもチヌとエイのディップソースが美味しそうでしたよ。
女性新人社員さんたちが企画した商品だそうで、お洒落なパッケージングです。パンなどに漬けて食べ、今回の桜尾ジンにも好相性ということです。
三種類ありましたが、地物なのにあまり消費されないチヌとエイをあえて使ったと、丁寧に説明してくれたのは、この商品を企画した一人でもある加藤さん。これを一つ買って帰ることにしました。
そのまま食べると、臭みが抜けきれない感はありますが、トーストした薄切りのバゲットなどに付けて食べると確かにいい感じ。酸味のある白ワインと相性抜群だとおもいました。
おわりに
それにしても入社一年目の子たちに商品開発をさせてあげるとは懐の深さを感じます。話を聞いていても割と社員の意見を反映させやすい社風のようです。いい会社だなぁ。
そういった意味でも勉強になり、大変有意義な時間を過ごさせていただき中国醸造の皆さん、そしてツアーガイドをしてくださった竹内さん、加藤さん、あれこれ質問ばかりの珍客に 心地よい対応をして頂き ありがとうございました。