イーグルレア

こちらもバーボンのラインナップには欠かせないミドルクラスの定番

Eagle Rare

もともとはケンタッキー州のローレンスバーグにあったオールドブレンティス蒸留所(現フォアローゼス蒸留所)でつくられていました。 

アメリカのウイスキーとしてもまさにレアな、10年の熟成を経たあとシングルバレルに選ばれた樽のみがイーグルレアとして市場にでていました。

101プルーフ(50.5度)の、円熟のバーボンがもたらすミディアム・ヘビーなボディですが香りは軽やか、ソフトな飲み口でした。

 

現在はバッファロートレース蒸留所で、引き継がれ作られています。

バーボンの樽熟成はオープンリック式という熟成方法があって、木製の枠に樽を乗せ 何段も高く積み上げて保管するというものです。

ここで熟成庫の上と下との温度差により熟成に差が生じますが、定期的に位置を入れ替えたり、あえてそのままで寝かせたりと蒸溜所の方針により異なるります。

定位置での熟成時に最上部はバーズネスト(鳥の巣)と呼ばれ、最も温度変化があり味に変化が起こりやすいのですが、イーグルレアはまさにその鳥の巣で熟成された産物ということだそうです。

昨日来たアメリカ人の受け売りですが。彼もあのケンタッキートレイル(バーボンの聖地・ケンタッキー州の主要な蒸留所をめぐるツアー)に参加したことがあるそうで、昨夜は話に花が咲きました。

その彼が好きなのがこのイーグルレアで久しぶりに飲みましたが、現行品は骨格がはっきりしすぎているところがあるというか、私的には同じバッファロートレイス産のブラントンが飲みたくなりました。
ブラントンはシングルバレルですし、今あるボトルがアタリだったかな?やけにうまく感じます。

これはひとつ前のラベルですが、載せておきます。

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