Old Grand Dad
今日オールドグランダッドを仕入れてきた。
オールド・グランダッドは「きついバーボン」というイメージの人が多いかも
しれない。
逆に、味わいのしっかりした深みのあるウイスキーといえる。
このオールドグランダッドというブランドはラインナップの中の「オールドグ
ランダッド・ボンデッド」や「オールドグランダッド・114」といった、度
数の高いものが売れてるから、そんなイメージがあるのかもしれない。
ウイスキー好きは味のしっかりしたものを好みますからね。
樽で熟成しているときのウイスキーは度数が高く、60度くらいあるが、ボトル
詰めされるときには飲みやすく加水してあるのが普通です。だからどのボトル
も度数が同じ。
よくできたウイスキーほど、他のウイスキーや水で割る必要がありません。
ベイジル・ヘイデンが1796年に創業してから、80年以上かけて作り上げた究極のバーボン、オールドグランダッド。
三代目が初代への敬愛を込めて名付けたのがこのウイスキーです。
その後ボトルド・イン・ボンド法に基づいて作られた「ボンデッド」(50度)が主力商品で、20世紀後半にはライト志向にも対応して43度もリリース。
そして当時としては最高の114プルーフ(57度)の厳選された樽出し原酒を製品化し、まだシングルバレルという商品がなかった時代に衝撃を与えた。
グランダッドの味は、芳醇で、しばしばコニャックにも比較されてきたほど。
厳選された樽のみを選び、磨き抜かれた味わいの、芯の強いウイスキー。
そんな”114”が終売に。最近ではジムビームの名酒ブッカ―ズも終売だとか。
味の濃いウイスキーの理解者が減ってきているためか、なんとも寂しい。
じゃ最後に愛でてやろうではありませんか。