ティーリング/Teeling Small Batch Rum Casks

 Teeling
Small Batch 
Rum Casks
46% alc/vol

 近年人気が高まっているアイリッシュウイスキーですが、新設蒸留所の中でも ティーリングは有望株ではないでしょうか。

 アイルランドの首都ダブリンに新しくできた初めての蒸留所で、ジャック・ティーリングが2012年に設立。2015年から可動しています。

 彼はもともと、100年ぶりにアイルランドに誕生したウイスキー蒸留所、クーリー蒸留所の社長でしたが、2012年にビーム社により買収され、その直後、同じ年に独立してディーリング・ウイスキーを設立しています。その行動には強い信念が感じられますね。

 

したの写真は「ティーリング・スモールバッチ」

 中身の保護には最適な黒いボトルに、スタイリッシュな、クリーム色に紺色で描かれたラベル。

 香りは爽やかで、少し甘味がきたかと思うと舌の奥までスパイシーさが広がる、やや高めの度数から、しっかりとしたモルトの鼻に抜ける香りを楽しんで、最後に甘味のある余韻が心地よくゆっくりと長く広がる。

 ラム酒に使用した樽を熟成に使い、瓶詰が2016年8月となっているので、そう長くない期間の熟成ですが、丁度いいバランスが実現しています。

 オンザロックがおススメです。

 実は、これ先週入荷したんですが、すでに一本空いてしまいまして、ポテンシャルの高さがうかがえます。
 今後も良いウイスキーがこの蒸留所から出てくるのが楽しみですね。

 かつてウイスキーでは世界の中心地と言われたアイルランドの、復活兆し、盛り上がりを感じることができました。

 

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