ワイルドターキー12年

オールドボトルがまたひとつ

昨日なくなりました、すでに終売のワイルドターキー12年・オールドボトル

ウイスキーはきついだけ、とかバーボンは臭いとかいった偏見を完全に取り払ってくれる銘品です。

オールドというかターキーの12年事態がすでに過去のもの。現在は商品ラインナップにありません。
かわりに13年があると思うのですがそれはもう別物、それはそれで美味しいんですが今の世代向けに飲みやすく調整された物になっています。

新旧ワイルドターキー12年

ワイルドターキーはここ数年とくにマイナーチェンジを繰り返してきた印象です。
そのなかでカラーラベルと白黒の七面鳥のロゴに入れ替わったのが12年がなくなる直前でした。
なので白黒ラベルの12年が最後に少しの期間だけ販売されていました。

それがこちら

右側のほうですね。

次はこの12年を店頭で開封しようと思います。開けたての味を楽しみたい方はお早めに!

このあともターキーは2回ほどマイナーチェンジを繰り返して現在のものになっています。がそのときにはもう12年はありませんでした。

ウイスキーのラベルチェンジ

一般的に?最近のウイスキーではマイナーチェンジすると味が落ちる傾向にあるように思います。これはかつて5大ウイスキーといわれたすべてのウイスキーに言えることで、たぶんコスト面や経営戦略的なことなんでしょうが、昔のほうが惜しみなく原酒を使っている分同じランクのものでも今のものより深く複雑な味がします。

ただオークションなので古い銘柄を買っても品質管理状態が悪く、本当に古いだけだと価値がありません。
今は新たな蒸留所が世界中で新設されている時代なのでそっち開拓していったほうが美味しいものに出会えるかもしれませんし、建設的ですね。

今回のターキー12年はオークションではなく買い置きして温度管理もしていたものなので安心してください(笑)。

バーボンボトルの年収表記

他にも様々なラインナップが出ているワイルドターキーですが、年数表記で分けられているバーボンもいまどき珍しいと思います。

というのがバーボンなどのアメリカンウイスキーの熟成は基本的に新樽で行うので熟成が早く進みます。アメリカンで12年熟成ともなるとかなりの長期熟成ウイスキーになるんですが、スコッチやジャパニーズでいうと12年以上が一つの基準みたいなところはありますよね。土地の気候や温度変化などで適した熟成の仕方があるので数字では同じ12年でもその価値は変わってきます。

なので最近バーボンのボトルで年数表記されているものが極端に少なくなってきたのはそういう理由だ、と個人的には解釈しているんですが。

良いバーボンの見分け方は

「良いバーボンの見分け方は何ですか?」と聞かれるので現在はその年数表記がなくなりつつある代わりに「シングルバレル」とか「スモールバッチ」とか「ボトルドインボンド(ボンデッド)」とかの表記がとりあえずわかりやすいですね。

メーカー側としても高品質バーボンを判別してもらうためにいろいろな表記があるんですが、知らないとやっぱりわかりにくいんですね。
バーボンに代表されるアメリカンウイスキーは、やはりスコッチやジャパニーズとは似て非なるものですから混同しないように年数表記がなくなってきてよかったと思います。

興味を持ったら話しに来てくださいね^^。
わからないことがあったらメールでフォームでも聞いてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。