Evan Williams
Single Barrel 2010
今回いれたボトルの中にエヴァンウィリアムズのシングルバレルがあります。
エヴァンのシングルバレルは何年にボトル詰めされたかが書いてあって、
今回のものは2010年であたりだなとおもいました。
というのも、シングルバレルは他の樽とブレンドはおろか ヴァッティングもしていないので
樽ごとに味は異なり、年代が違えばウイスキーの仕上がりは大きく変わってきますが、
それが楽しみのひとつであり いいものに出会ったときには幸運な気持ちになります。
2010年は9年も前になりますが、その間にアメリカンウイスキー市場もだいぶ様変わりしました。
以前いれたことのあるエヴァン・シングルバレルは2008年がたしか最後だったと思います。
今回のものは店頭で買ったものではないので半ば賭けでしたが いいものを手に入れられて満足です。
気になるその味はというと
焼き樽の香ばしさとスパイシーな刺激から始まり
口いっぱいにバーボンの旨味が広がりきるとほのかなヴァニラの香りの乗った余韻が続きますが
後味はスッキリとしていてまた二口目を飲みたくなる、
常備しておいていつでも飲みたくなるようなバランスに仕上がっています。
ストレートでもいいですが、オンザロックが飲みやすいでしょうね。
急速になくなる恐れアリなので 飲みたい方はお早めに。