ハイウエスト・ダブルライ開封

High West Double Rye
92 Proof

ハイウエスト・ダブルライ

2006年設立の新世代アメリカ蒸留所のひとつ。

 創業者のDavid Perkins はメーカーズマーク蒸留所から学び、自らの蒸留所建設の地を合衆国 中西部のユタ州に決め、あらたなチャレンジをして来ました。
 近年、アメリカでは数百の新設蒸留所が誕生している中、2016年に West Distiller of the Year を受賞したことで認知度が広まり、日本でも取り扱う輸入業者がでてくるほどになりました。

 常時数種類の異なるウヰスキーを製造しており、現在公式ホームページには「アメリカンプレイリー・バーボン」、「ダブルライ」、「ランデブーライ」、「キャンプファイヤー」の4種が主力商品としてリリースされています。
その他にウォッカや樽熟成マンハッタンなど、そのコンセプトはどれも興味をそそります。

High West Official / spirits line up

 

 ということで、バーボンスクエアにある ダブルライ の新品、開きました。

 前回のハイウエスト・プレイリーリザーブも 飽きの来ない味で 美味しかったですが、これもまたいけます。

 このボトルは、以前アメリカ人のお客さんが 「美味しいから入れときなよ」って言ってたので購入、ご指名がないまま開封の日を待っていましたが、ついに封切りされました。おめでとう。 

 口当たりは柔らかく、次第にライらしいスパイシーさや穀物様がひろがって楽しくなってきます。ダブルライというだけあって、柔らかい導入から後半は豹変、みるみる穀物様が現れて 味の広がりがあります。 余韻も長い方だとおもいます。温度によるものなのかオンザ ロックだと後半顕著にその味わいの変化を感じました。

 「ダブルライ」というのは2種類のライウイスキー、ライ麦比率95%(5%モルト)のものと80%(20%発芽ライ)の 2種のライ・ウイスキー・ブレンドからきています。原酒は2年から7年熟成もの。

 

 古き良きバーボンが失われつつある今日では、オールド・ボトルにこだわるより新世代の”できたて”アメリカンウイスキーを楽しんだほうが オイシイ かなっておもったりもします。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。