褒められるとうれしい、けど、だからこそ。

カクテルが大好きな、久しぶりに来ていただいた方から
前より良くなったと褒めていただけました。

 

もちろん、未熟な今までと比べてということです。

自分の中の完璧な一杯をその方に出すことができなかったのに
優しい言葉をかけてもらったことが申し訳なくて
自分の根本が足りてないことに反省をしました。

 

 

自分には師匠はいません。

その代わり、
日本のバーテンダーの歴史を体現されている一人である上田和夫さん
彼の本を何回も読んで彼が考える「バーテンダーとは何か」ということに共感し
自分なりに習得してきたつもりです。が、

数年じゃ現場の人間としても経営者としてもまだまだですね。

 

茶道、書道のようにカクテル作りにも道があり
突き詰めるだけの要素がある。
いつも限りなく完全に近いものを提供できるように
心・技・体を整えておく必要がある。

と彼は著書の中に書いています。

まったくその通りと思います。大げさじゃなく。

 

 

 

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