甘く苦いバーボンでも スコッチ飲みが買えるボトルはあるか。
近年、日本でも最も多くの人に人気のあるスモールバッチ・バーボンといえばこれ。
Woodford Reserve
Distiller’s select
ウッドフォード・リザーヴです。
スコッチ寄りな日本のバーシーンの中でもよく見かけるバーボンのひとつで、そのスムースな味わいと、細やかな製法で、世界中で広く受け入れられています。
ウッドフォード・リザーヴ蒸溜所は創業1812年で、200年以上の歴史をもつ老舗。禁酒法や生産過多などの受難を乗り越えてきました。1838年に建て替えた建物は 現存する最古のケンタッキー蒸留所で、石灰岩造りのため温度管理のしやすいウェアハウスで、ここでゆったりと長期熟成が行われています。ちなみにこのたてものはアメリカの重要文化財的なものに指定されているそうです。
歴史的には創業当初のオールド・オスカー・ペッパー蒸留所という名前だったっころ、後の「オールドクロウ」の創業者ジェームズ・クロウが勤めていて、ここで習得した高品質なウイスキー造りを彼がさらに広めたといわれています。
とにかくじっくり製法のWFR。発酵槽も伝統的な木製で糸杉の木をつかっていて、通常の倍の6日ほど時間をかける。
その後アイリッシュ式のポットスチルで3回蒸溜を行い(通常は2回)、雑味の少ない原酒づくりをしているのが大きな特徴。バーボンウイスキーにアイリッシュの血が流れている証拠です。一般的に蒸留を重ねるほど高濃度になりますが、これを110プルーフ(55度)で樽詰め、これはウイスキー造りでは決して高くない度数ですが、じっくり熟成するためだとおもわれます。
すべてのバーボンは新樽を使い、その内側を焼いたものを使います(チャーリングといいます)。WFRは底板や天板にもチャーを行うこだわりよう。これはありそうでなかなか聞かない。
このウッドフォード・リザーヴ蒸留所では単一銘柄のみを一貫生産していて、スモールバッヂのみの販売です。
WFR蒸留所を所有しているブラウンフォーマン・グループには製樽会社もあり、まさに一貫してウイスキーを生産できる環境があります。その品質の高さは、オールドフォレスターを飲んでもらってもわかると思います。
スムースなバーボンを探しているんだけど 手始めにどれがいいですか、とか、普段とちがう ちょっといいウイスキーを飲んでみたいって方にもお勧めです。
Whiskey & Cocktails
Shot Bar Bourbon Square
Mikawa cho 1-2, 2F
Nakaku Hiroshima city
082 242 3668
[ 17:00 – 2:00 ]
1Lのお値打ちWFRを発見
ウッドフォード・リザーブ 箱付き 1000ml [並行輸入品]