樽を解体!ウイスキー用ミニ樽

  • 以前購入したミニ樽を解体してみた

 随分前に購入して実験していた卓上サイズの樽。

 何回か使用してエイジングも楽しめなくなってきたので オブジェとしてそのまま 放置  飾っていた極小サイズの熟成用樽。
 天使のミニ樽という商品ですが一時期バーシーンや酒飲みの間で流行りまして、中身はお酒なら何でも入れてみてくださいという、お酒好きの男たちの心を擽る 大人のオモチャです。

 だいぶ乾燥して木が縮み 樽材の隙間も開いてきたり 締め付けていたフープがガタガタになって外れたりしていたので、なにかに使えないかな~と思いまして、鑑と言われる蓋の部分を取れないか やってみることにしました。

 

まずは輪っかを外す

 普段は専用の台座に横向きに置いてあるのですが、その状態でも 突然

カラン‥

と輪っかの部分が外れてしまったりしていました。

 ほぼ外れている状態ですが、立ててから作業開始。

 一つづつ慎重にフープを外していって、全ての金具を外しても 意外としっかり直立したままのミニ樽。

 少し浮いている横板から 人差し指で積木くずしをするときみたいに動かしていくと

開いた・・!

 

中をのぞいてみよう

 当たり前ですが 飲料を入れるものなので接着剤などは使われておらず、木に彫った溝や板同士のはめ込み具合と金輪の締付けなどで 丁度良く密閉されていたことがよくわかります。

それでもまだ立ったままの樽(笑)

 完全に乾燥しきっていて外れやすくなっていたこともあり

パカっ

パカっ

と気持ちよく板が外れていきます。

 内側がちゃんとチャーされているのが見れて嬉しいです。チャーというのは木樽の内側を焼いて焦がすことを言います。

 ミニ樽といっても一応ウイスキーの樽を元に設計されていますから、本格的な樽をバラしていくことが初めてだったので、この作業にも興奮。

 

なんかおかしい?

 この写真、何かに気づきませんか。

 焦げ目があるところと無いところがありますよね。

 普通ウイスキー樽に焼きを入れるときは、一旦 樽を組んでから内側のみ火入れをします。

 この樽は端に近いところは白いままなので 先に焼いてから組んでいったんでしょうね。

 しかも横板の側面を見ると炭化しているのはごく表面だけです。本来の樽は板の厚みの何分の一というくらいまで炭化させると聞いていたので、この辺は少しがっかり。

 まぁ 本来の熟成のように何年も というのではなく、いつも飲んでいるスピリッツに手軽に樽香をつけたり、プレミックスしたカクテルや 漬け込んだスピリッツなんかを落ち着かせたりするのに使うのに使い勝手がいいアイテムだったりするので ここまで再現してくれていることに感謝ですかね。それはこの後身にしみてよぉ~く解ることになるのですが。

 

 ちなみに、ウイスキー熟成によく使われているバーボン樽などは特に深く 樽の内側を焼き、そのチャーの度合いによってウイスキーの仕上がりが大きく変わってくるものです。

 木樽での熟成で得られる効果の他に 内部を炭化させることの意味は、殺菌と不純物の吸着などの作用の他に、炭の層と木の層との間にカラメルの様な層が出来ることで バーボン樽特有のはちみつのような甘みがでると聞いたことがあります。

 

 

,,,

 とか考えながらパカパカ外していると… バラーン!!と

  

崩れてしまいました…。
バラしていけばそうなるのは当たり前ですが、まだ5個目くらいだったのに 行きなり崩れたんで 一人でびっくり。

 

 果たして、片方の蓋無しで組み直せるのか!? ちょっと長くなってしまったので続きはまた投稿します。

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